「やあ。」
「今日は、どんな気分?」
「ストレスがあるの?」
「そうなんだ…」
「ストレスでイライラしちゃう、って感じかな」
「ほんとうに日々、色んなことがあるし、大変なこともあるよね」
「ところでさ…」
「ストレスがあって、イライラしちゃうとするよね」
「ストレスを、どうにかしたい?」
「イライラしちゃうのを、どうにかしたい?」
「どっちがきみにとって、苦しいんだろうね?」
「ぼくはね…」
「イライラしちゃわなければ、すっごく楽になると思うんだ」
「例えば、そうだね…」
「誰かに理不尽なことを言われた、っていうことあるよね」
「自分は間違ってない、なんで自分の気持ちを汲んでくれないんだ、っていうような…」
「でも、これからは誰かに理不尽なこと言われた度に」
「ぼくが、10万円あげるよ。」
「…ってなったら、どう?」
「逆に、理不尽なこと言われたくなった?」
「そしたらさ…」
「相手が何を言おうと、イライラは自分で解決できるかもしれないね。」
「すぐにはそう思えないかもしれない」
「まずは、今日きみがそのストレスを感じたということ」
「それ自体は、マルだからね。」
「みんなそれをみちしるべとして、スタートするんだから」
「日々生きて、何かを感じている。それがポジティブであっても、ネガティブであっても…」
「とても価値があるんだってこと、忘れないでね」
「そしてそのストレスを消せたら、人生はもっとよくなるかもしれない」
「でも、ストレスを感じても大丈夫。マルだから。」
「でもストレスを感じなくなったら楽かも…」
「そうやって少しずつ、進んでいったらいいんじゃないかと、ぼくは思うよ」
「きみらのペースでね。」
「それじゃ、今日はそろそろ寝ようかな」
「おやすみ♪」