今回は、こちらの動画から。
スピリチュアル業界でよく言われる「ワクワクすることをやると成功する」。
これは、自分がワクワクすることをやると、エネルギー(波動)が上がる。
エネルギーが上がると、同じエネルギー(波動)のものを引き寄せる。
つまり、自分にとって良いことが起こる。
結果、成功する。
そのように理解しています。
しかし、中村咲太さんの言っていることはもう一歩先。
成功・失敗の概念でやるのは狭い。成功なんてどうせするんだから、自分が自分に戻るためにワクワクすることをやるのだ、と。
うまくいかせるためにやってるんじゃない。
誰かの評価を気にしてやってるんじゃない。
成功とか失敗するとか小さな領域ではなく、それを凌駕した「自分が自分である」ということ。
自己を信頼するということ。
何かしたいと思うけど、それを補償するものはない。
誰かに何か言われるかもしれない。うまくいかないかもしれない。
でも、信じたいものを信じてみましょう。
それが、自己信頼。
もう少し表現を変えれば、臆せずに自分を表現しましょうということでしょうか。
そこに成功とか、失敗とか、評価とかの概念はない。自分の表現そのものが、目的だから。
この考えは、本当に真実じゃないかと思います。
ここには「成功しなきゃ」という執着がない。執着しないほどうまくいくというのは、小林正観さんの著書等でもよく触れられている通り。
かといってこれは「欲を持つな」という話とは違うと考えてます。だって自分自身を表現したいって、それも欲でしょう。でもそれは、斎藤一人さんが言うところの「正しい欲」なんじゃないでしょうか。自分の中から出てくる、正当な望み。
その欲の中には「お金持ちになりたい」とか「いい洋服を着たい」とか「いい車に乗りたい」とか「女にモテたい」とかあるかもしれない。
そしたらそれらを目指して行動すればいい。それって結局成功を目指しているんじゃないのか?とも思えそうですが、結局その人とっては「自分自身を表現しているだけ」でしょう。その結果が一般的な成功者のように見えているだけではないでしょうか。
世間一般で言われている「成功」ということを目指すのか、自分自身を表現することを目指すのか。
活躍している著名人などを見ると、私は後者のタイプが多いんじゃないかなと思います。この人、成功の為なんかにやってない。自分自身の為にやってる。そんな雰囲気を私は受けます。
それに、どうせ成功しても失敗しても最後には死んで何も持っていけないんだから、人生で「自分が満足する事」をした方がいいですよね。
では、最後にもう一度おさらい。
うまくいくために、やってるんじゃない。
誰かの評価のために、やってるんじゃない。
自分が自分であるために、自分がワクワクしたから、これをやっているんだ。