「やあ。」
「きみの名前は?」
「…いい名前だね。」
「本当にそう思うよ。」
「ねえ、ToDoって知ってる?」
「タスクリスト、とも言うかな。」
「やるべきことをリストにしたもののことさ。」
「きみは、いつもやるべきことが多いかな?」
「もしかしたら大変かもしれないし、もしかしたら暇かもしれないね。」
「今日は、きみのためにぼくがToDoリストを作ってきたよ。」
「日々これをこなせば、あとはOKだと、ぼくは思ってる。」
「それはね…」
「これだよ。」
□ 生きる
「既にできてたら、チェックをつけてね。」
「チェック、つけられた?」
「やった!きみは、今日もがんばったね!」
「生きてれば、いろんなことがあるけどさ…」
「だから、生きてるだけで偉いんじゃないかと、ぼくは思うんだよね。」
「もしかしたら、今日はなにか失敗しちゃったかもしれないけど」
「きみは生きてるから、マルなんだ」
「いつでも、どんなときでもね・・・」
「忘れそうになったら、そのことを思い出してね。」
「それじゃ、今日はこのあたりで」
「またね♪」